本日は、モヤモヤとした商社OL生活からの脱却をめざして動き出した私の
MBA挑戦記①(ご縁)をお届けします。
英語学校で出会ったAちゃんに触発されて米国MBA留学を目指すことをきめ
ましたが、想像以上の大きな波に飛び込んでしまったことをすぐに知ること
になります。
MBA受験に向けてやらなくてはいけないこと
米国MBA留学(経営大学院留学)をする為には、当然のことですが試験対策や
準備が必要になります。以下は受験の為に準備が必要な主な項目です。
1)TOEFL(英語圏の高等教育機関が入学希望者の英語運用能力を判定する為のテスト)受験
2)GMAT (ビジネススクールで学ぶ為に必要なスキルを測るテスト)受験
3)小論文作成(志望動機、職歴、MBA卒業後のキャリアビジョンを論文形式でまとめたもので
合否を左右する一番重要な要素になります。勿論英語で作成します)
4)電話インタビュー(志望動機などを約30分に亘り大学院の入学試験官から英語で質問をうけます)
5)推薦状(一緒に働く上司や同僚からの推薦状を英語で用意する必要があります)
「よくもまぁ、ほぼ英語も話せない状態で、しかも事務職の職歴しかないにも拘らず、
無謀な挑戦をしたなぁ」と当時の自分のチャレンジ精神(?)に今更ながら感心します。
同時に、自分一人の力だけでは決してなしえなかったチャレンジでした。
MBA挑戦を一緒に頑張る仲間の存在(”ご縁”に感謝)
特に私にMBA受験を一緒に頑張ろうと言ってくれたAちゃんの存在は絶大です。
既に勉強を始めていたAちゃんが次々と参考書を提供してくれたり、塾の先生を紹介してくれたり、
何をどうしたらよいのか丁寧に指南してくれるのです。週に一回、英語学校で会う同年代の
クラスメイトの一人にすぎない私に対してです。私がAちゃんと同じ立場だったら同じことを
できたのだろうか?と、ふと考えることがあります。その当時の私は、自分のことを考える
ことだけで精一杯で、残念ながら無理だったな、と正直に思います。Aちゃんの懐の深さの
お陰で私はMBA挑戦のスタートをきることができました。
そしてMBA挑戦をする中で、同じようにMBA留学をめざす女性の仲間も次第に増えて
きました。毎月のTOEL試験会場で顔を合わすうちに仲良くなり、情報交換をしたり、
TOEFLの受験結果が分かり目標スコアをクリアできた時には電話で報告し喜び合ったり・・・
喜怒哀楽を共にする友達の輪が広がり始めたのです。MBA留学は、男性、しかも企業派遣の
男性が多い中、同じ目標に向かって頑張る女性の仲間は本当に心強い、貴重な存在でした。
人生において、色々な縁がつながり道が繋がっていく、と感じる瞬間があります。
もがきにもがいていて、何をどうしたらよいのか分からない暗闇の状態が続いていたのに
ふと一筋の光で道が照らされ、その道を歩いていく中で、自然と色々な力(パワー)やご縁
にめぐりあい、進むべき方向に着実に歩みを進めている、そんな感覚です。
決してスピリチュアルなことを言っている訳ではないのですが、MBA留学は、私の
人生の中でそんな感覚をもてた一つの出来事でした。皆さんもそんなご経験ないでしょうか?
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